【不動産・賃貸】LINE公式アカウント成功事例5選

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引越しのタイミングで、まずチェックするであろう不動産の情報。

お家選びは一生の中でも大きな選択です。
たくさんの時間とお金をかけて選びたいものですが、
多くの物件から自分に合ったものを見つけるのは難しいもの。

そんなときに重宝されるのが
不動産賃貸をしている企業のLINE公式アカウントです。

消費者としては物件情報を探しやすく物件選びの手間が減り、
企業としては物件情報を頻度高く提供できます。
集客性を高め、空室リスクを下げられるメリットもあります。

そこで本記事では、
入居者を増やしたい不動産賃貸企業の
LINE公式アカウントの成功事例を5つご紹介していきます。

またLINE公式アカウントの運用ポイントについても
併せて解説していきます。

不動産業界ではない方でも
自分の業界に活かすヒントとして
最後までご覧ください。

【不動産賃貸】LINE公式アカウント成功事例5選

アットホーム

引用：アットホーム | LINE Official Account

最初にご紹介する参考にしたい
不動産賃貸企業のLINE公式アカウントは「アットホーム」です。

アットホームは賃貸・購入物件探しはもちろん、
気になる相場情報や不動産会社検索など
不動産の情報が盛りだくさんの不動産情報総合サイト。

アットホームのLINE公式アカウントでは、
物件のお問い合わせ、新着情報を受け取れます。

引用：アットホーム | LINE Official Account

トーク下部に表示されるリッチメニューには、

の4つのタブが表示されています。

自分が知りたい情報の項目をタップすることで、
自動的に公式サイトで選択した項目に移動でき、
スムーズに物件を探せる仕組みとなっています。

公式サイトに移動すると、

などの情報を見ることができます。

またリッチメニューの「賃貸検索」「マンション購入検索」をタップすると公式サイトに誘導され、探したい物件の地域から絞っていくことで簡単に物件を探すことが可能です。

LINE公式アカウントの最大の特徴としては、
「メッセージ機能をあえてあまり活用していない」こと。

他の企業のLINE公式アカウントを見てみると、
頻繁に自動でメッセージが送られてくるものや、
自分が何かメッセージを送ると自動で返信がくるパターンをよく目にします。

しかし、アットホームはそういった機能を
頻繁に活用しているのではなく、
自分が設定した興味のある新着情報のみを受け取ることが可能です。

LINE公式アカウントから物件お問い合わせ等を
することも可能ですが、
公式サイトへ誘導するための一つの手段となっています。

さらにアットホームの特筆すべき特徴としては、
「人気キャラクターを起用することで、ユーザーの興味を引き立てている」点が挙げられます。

2022年1月の段階では、
「ウォーリーをさがせ！」のウォーリーが
イメージキャラクターに設定されています。

アットホームのLINE公式アカウントを訪れてみると、
アカウント自体がウォーリーの世界観を再現していたり、
アカウント内で起用している有名人がウォーリーの衣装を着用しています。

全面的にウォーリーの世界観を押し出すことにより、
可愛らしく親近感のあるイメージを与えています。

引用：アットホーム | LINE Official Account

またタイムライン投稿（LINE VOOM）の最大の特徴は、
「毎週水曜日・金曜日の18時、定期的に投稿を配信している」ところです。

定期的にタイムライン投稿を行うことで、
ユーザーの目に留まりやすく今後の集客にも繋がります。

内容としては、

などをメインとして発信しています。

インテリアを工夫して作られたお部屋紹介では、
それぞれに独自の世界観が溢れており、
ユーザーを飽きさせない投稿内容になっています。

”賃貸物件のキッチンを使いやすくするポイント”
などの情報も配信していますので、
「現在住んでいるお家で試してみたい」という方にも必見の情報が投稿されています。

SUUMO

引用：ＳＵＵＭＯ（スーモ） | LINE Official Account

続いてご紹介する不動産賃貸企業の
LINE公式アカウントは「SUUMO」です。

SUUMO（スーモ）は
マンション、一戸建て等の販売情報から賃貸・リフォームまで、
住宅情報が満載の不動産総合ポータルサイトです。

アットホームの公式LINEアカウントの事例と同様、
「SUUMOで物件を探す」ボタンで公式サイトへ誘導したり、
スーモとのコラボキャラクターのLINEスタンプ紹介メッセージを発信しています。

引用：ＳＵＵＭＯ（スーモ） | LINE Official Account

リッチメニューには、

などの項目が設定されています。

中でも
「引越し業者を探す」の項目は、
他の不動産賃貸企業のLINE公式アカウントでは
あまり見ることがありません。

こちらをタップすると、

・引越し料金を無料で見積もり
・一番安い引越し業者を探すことができる

など、これから引越しを考えている人に役立つ
有益な情報が届く工夫がなされています。

また、各項目をタップすると、
LINEユーザーは公式サイトへ誘導され、
物件を簡単に探すことが可能です。

リッチメニューによって、
LINE公式アカウントから公式サイトへと
LINEユーザーを誘導することができるのです。

引用：ＳＵＵＭＯ（スーモ） | LINE Official Account

スーモのタイムライン投稿（LINEVOOM）は、
公式メインキャラクターである「スーモ」とコラボ中の
人気LINEスタンプの紹介がメインとなっています。

タイムライン投稿にて、
「どちらのスタンプがお気に入りか」という題目で
アンケートを実施することで、

LINEユーザーと積極的にコミュニケーションを取っている点が大きなポイント。

本アンケートでは、500件超えの「いいね！」があり、
SUUMOのキャラクターやコラボ中のキャラクターが
いかにユーザーに関心を持たれているかがよく分かる結果となっています。

またスーモのタイムライン投稿は、

2日に一回、毎回17時に定期的に配信されている点も特筆すべきポイントです。

投稿を継続して行うことは簡単な作業ではありませんが、
社内で運用体制を整え毎度の投稿内容を工夫することで、
ユーザーを飽きさせないコンテンツを配信し続けていることができています。

これから一人暮らしを始める方や、
引越しを考えている方にはぴったりのアカウントと言えるでしょう。

いい部屋ネット

引用：いい部屋ネット | LINE Official Account

続いてご紹介する不動産賃貸企業の
LINE公式アカウントは「いい部屋ネット」です。

いい部屋ネットは、
大東建託リーシング株式会社が運営する、
賃貸（賃貸アパート・賃貸マンション）をメインとした不動産総合情報サイトです。

LINE公式アカウントの友だち登録者数は約1,800万人を超え、
同業他社のLINE公式アカウントと比べても
非常にフォロワー数の多い人気公式LINEアカウントとなっています。

引用：いい部屋ネット | LINE Official Account

いい部屋ネットのLINE公式アカウントの特徴は、
企業から自動的にメッセージが送られてくることがなく、
個別でのメッセージも受け付けていない点です。

つまり、LINE上のメッセージで
企業と連絡を取るということができません。

リッチメニューには、

の2つの項目があり、
どちらもタップすると公式サイトへ誘導される仕組みとなっています。

いい部屋ネットもメインは公式サイトとなっており、
LINE公式アカウントはサイトへ誘導するための手段となっているようです。

引用：いい部屋ネット | LINE Official Account

タイムライン投稿には、いい部屋ネットのメインキャラクター「いいへやラビット」が登場し、LINEユーザーに対してさまざまクイズを出題しています。

いい部屋ネットのタイムライン投稿は、
300~400件ほどの「いいね！」を獲得しており、
ユーザーから強い興味があることを分かります。

また投稿頻度も1週間に1回配信されているため、
LINEユーザーに定期的に情報提供をすることができます。

いい部屋ネットのLINE公式アカウントの運営者が、
「ユーザーに飽きさせず、いかに興味を持ち続けてもらえるか」
を意識してアカウント運用をしていることが見て取れます。

LINE公式アカウントを通して
メインキャラクターに愛着を持ってもらうことで、
企業に対するユーザーの興味関心を惹きやすくなり、集客にも繋がっていくのです。

CHINTAI（チンタイガー）

引用：CHINTAI（チンタイガー） | LINE Official Account

続いてご紹介する不動産賃貸企業の
LINE公式アカウントは「CHINTAI（チンタイガー）」です。

CHINTAIのLINE公式アカウントは、
賃貸マンション・賃貸アパートなど一人暮らしから
ファミリー向けの賃貸住宅情報が満載です。

全国の不動産賃貸の中から希望の条件にピッタリの賃貸物件を検索することができます。

これまで紹介した企業のLINE公式アカウントは、
LINE公式アカウントが公式サイトへの誘導の手段として使われていました。

それに対して、CHINTAIのLINE公式アカウントは
「LINEの公式アカウント上で簡単にお部屋探しができる」点が最大の特徴です。

引用：CHINTAI（チンタイガー） | LINE Official Account

まず最初に送られてくるメッセージに従って、
住みたい駅名をメッセージで送ると、
CHINTAIのLINE公式アカウントからすぐに駅周辺のおすすめ物件が送られてきます。

不動産賃貸企業の公式サイトに移ることなく、
LINE公式アカウント上で即座に最適な情報が送られてくる点がポイントです。

さらに追加で「10万円以下」「1K」「オートロック付き」等の
好きな条件を再度メッセージで送信することで、
自分で簡単に好みの物件に絞っていくことができます。

リッチメニューには、

の項目がありタップすることで
自分の好みの条件に合った方法で物件を探すことができます。

CHINTAIのLINE公式アカウントでは、
ユーザーが簡単に物件探しできるように、
LINE公式アカウント上での操作方法を分かりやすく説明してくれています。

LINEのトーク上では自分が探したい条件を送ることで
すぐに候補が送られてくるので、
スムーズに物件探しを進めることができます。

またユーザー側は気になること等を自由に送ることで
企業から返信が来るので、疑問をすぐに解決でき、
物件探しが初めてで不安に思われる方にとって心強いでしょう。

企業側としては、アンケートを行い
ユーザーの求める物件情報を収集できるため、
データを活用したセグメント配信を行うなども可能になります。

ユーザーとのコミュニケーションを通して
マーケティングに必要な情報収集も進めていきましょう。

賃貸スモッカ

引用：賃貸スモッカ | LINE Official Account

最後にご紹介する参考にしたい不動産賃貸企業のLINE公式アカウントは「賃貸スモッカ」です。

賃貸スモッカは、日本最大規模となる
約450万件の物件データベースから賃貸住宅をまとめて探せるサイトです。

賃貸スモッカのLINE公式アカウントを友だち追加することにより、

などのメリットを享受することができます。

引用：賃貸スモッカ | LINE Official Account

さらにリッチメニューには、

の5つの項目がありました。

これらの項目をタップすると、
賃貸スモッカの公式サイトに自動的に移動し、
公式サイト上で条件に合った物件を絞って見ていくことができます。

2022年1月の段階では、「入居お祝い金プレゼントキャンペーン」が実施されていました。

当該キャンペーンは、お部屋のお問い合わせを
賃貸スモッカまたは賃貸EX経由で事前申請を行い
成約をした対象者全員に家賃1か月分が現金でキャッシュバックされる内容でした。

これから新生活や引越しを始める人が増えてくる期間に、
LINE公式アカウントでキャンペーンを実施することで、
より多くの集客が見込めるでしょう。

まとめ

不動産賃貸企業のLINE公式アカウント成功事例をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

LINEは日頃使用するSNSの中で特に使用する機会が多いツールです。

企業は、LINE公式アカウントを活用して
自社のおすすめ情報を定期的に発信していくことで、
ユーザーに興味を持ってもらい、より集客増加に繋げることができるのです。

これからLINEを活用して
集客を増やしていこうと考えている方は、
ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。